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2010
06
27

「Drowned in Light」 Manual


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manual-drowned.jpg


 デンマークのJonas Munkのソロプロジェクト、Manualによるニューアルバム。今回の作品は6作目に当たります。

 2005年にエレクトロ・シューゲイザーの名作、『Azure Vista』を生み出した彼。しかし、その後はアンビエント・ドローンと言われる、静寂を極めた作品の制作に傾倒し、ファンをだいぶヤキモチさせたといいます。もちろん、アンビエント系の作品も、"美"が徹底されていて非常に秀逸な出来ではあるんですけどね。

 そんな作品が続いた後にリリースされた今回の『Drowned in Light』。ここで鳴らされているサウンドは、あの『Azure Vista』を彷彿とさせるエレクトロ・シューゲイザーを意識したモノになっています。

 Manualが作るサウンドはとても輝いていて、眩い光を浴びながら絶景を眺めているようなトリップ感が味わえるのが良いですね。本作でもゆったりと進むリズムに、深くリヴァーブをかけた耽美なギターサウンド・ノイズが漂い、奥行きのある音像を生み出しています。他にもアコースティックな音色が増えたのが特徴的ですが、辺りの音と溶け合い、違和感なく鳴り渡っています。

 エレクトロニカ作品ですが、ギターや生楽器の音色に重点を置いた、非常にトリップ感の強い作品です。音の配置や細かな音の使い分けが、曲ごとに情景を変える、素晴らしい作品だと思います。Cocteau Twinsの浮遊感がたまらなく好きな方にはオススメです。



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2010
06
16

Super Mario 64 OST


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supermario64.jpg

 96年に発表された、言わずと知れたNintendo64の看板タイトル「スーパーマリオ64」
 今回は、マリオが3Dの世界を動き回る初めての作品。同時に、マリオ担当の声優さんが初めて声をあてた作品でもあり、今後のマリオシリーズの基板を作ったゲームであるのは言うまでもありません。
 あと余談ですが、事あるごとにさらわれるピーチ姫が、唯一さらわれていないシリーズでもあります。(閉じ込められている…と言うことで(笑))

 まあ作品の面白さは今更語るまでもないです。バグや裏技も含め、世界中で遊び尽くされている作品ですし、個人的にもよくプレイしました。それよりも音楽が作りだす、緊迫感のある荘厳な雰囲気が記憶に残っている人もいるかも知れません。特にクッパとの対決で醸し出される、鬼気迫る雰囲気。小学生の頃は音楽だけでずいぶんとビビらせてもらった覚えがあります(笑)。本体はかなり巨大になってるし、オドロオドロしい声まで発するようになった今回のクッパは、全シリーズ中で最もインパクトを感じました。

 一方で海底や草原、雪山、砂漠などといったステージには、とてもほのぼのした音楽が当てられています。まるで世界旅行にでも出かけているかのような広大で美しいBGMは、プレイヤーを物語の世界に引きずり込んでいきます。ステージをプレイしているときは基本的にゲームの最終目的(城を取り戻す)を忘れてますね。
 個人的に好きなのは"ウォーターランド"の音楽。クリスタルのように輝くメロディが、海底に一本筋が通った光のようでとても綺麗。因みにこの曲はステージ内を進むごとにシンセやドラムが被さっていく、凝った音作りがされています。

 最近DSで本作をプレイしていたら、ゲームの内容よりも音楽にばかり意識が集中してしまいました。名作の裏には音楽の貢献があり、ですね。




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2010
06
09

「Sweet Injection」 Bertine Zetlitz


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bertinezetlitz-sweet.jpg

 ノルウェーのシンガー、Bertine Zetlitzの三枚目のアルバム。日本での知名度は皆無ですが、本国ノルウェーでは知らない人はいないほどのポップスターです。ポップシンガーということでキャッチーな曲が揃っているわけですが、本人の歌唱法はといえば、弾けるかのごとく声を張り上げるようなものではなく、とてもお淑やか。他のポップスにはない上品さを感じさせる声でした。エレクトロアーティストと呼称してもおかしくないほどのサウンドメイクと歌唱法は、ポップシンガーで通っているアーティストにしては珍しい。

 本作で名曲とされているのはシングルカットされた「Girl Like You」「Twisted Little Star」。「Girl~」はテンポの良いビートと電子音が心地良いクラブナンバーだけど、「Twisted~」は暗い曲調でゆったり進むという、まるで対照的な二曲。本作全体の内容と言えば、後者のような暗い雰囲気の楽曲が多く、リスナーを感傷に浸らせるかのような世界観が生み出されているのが印象的。

 アコースティックなサウンドと電子音が絶妙に絡む「Death in Her Room」は、少ない音でしっとりとした雰囲気を作り出し、彼女の声やコーラスで悲しみに暮れるような空間を作り出す素晴らしい曲。まるで暗い部屋を手探りで歩き回っているかのよう。まあ、この曲に惚れて本作を手にとった訳ですが、こういった雰囲気を基調としたアルバムだったので良かったです。日本では彼女の詳細について情報が乏しいのが残念ですが、積極的に輸入されれば日本でも人気が出そうなアーティストだと言えます。

 この作品を期にノルウェーはもとより、北欧の音楽シーンに興味が湧いてきました。荘厳で広大、且つ繊細な世界観を生み出すイメージがあるので、興味深いアーティストがたくさん見つかるかもしれませんね。






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